11月俳句サークル作品紹介
髪白く 芝生も枯れて 秋深し
大根は 下手な役者と 太い足
一日の 終わりのごとく 薬飲み
ネギ出荷 終わりし一隅 植木花
乾燥肌 我慢できない かゆさかな
天高く 赤子の足の とまらずや
富士山は やっぱり雪が よく似合う
風呂上り 隣の人は 笑顔なり
秋の日の リースにつける 金の鐘
朝露が キラリと光り 冬近し
柚子香る 日に日に変わる 黄色かな
木枯らしに 背中を押され 縮む距離
七五三 撮られる顔が 誇らしげ
散歩道 ゆらり可憐に 秋桜や
11月の俳句サークルはいかがでしたでしょうか?
11月は秋から冬への移行の時期。11月7日は「立冬」を迎え、日毎に寒さも身にしみる季節でもあります。
そんな、冬の訪れを楽しむ句が、多く詠まれています。
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