2021年11月14日日曜日

霜月(11月)俳句サークル

11月俳句サークル作品紹介







髪白く 芝生も枯れて 秋深し

大根は 下手な役者と 太い足                  

一日の 終わりのごとく 薬飲み

ネギ出荷 終わりし一隅 植木花

乾燥肌 我慢できない かゆさかな

天高く 赤子の足の とまらずや

富士山は やっぱり雪が よく似合う

風呂上り 隣の人は 笑顔なり

秋の日の リースにつける 金の鐘

朝露が キラリと光り 冬近し

柚子香る 日に日に変わる 黄色かな

木枯らしに 背中を押され 縮む距離

七五三 撮られる顔が 誇らしげ

散歩道 ゆらり可憐に 秋桜や

落葉はき 庭の一部に なりにけり



11月の俳句サークルはいかがでしたでしょうか?

11月は秋から冬への移行の時期。11月7日は「立冬」を迎え、日毎に寒さも身にしみる季節でもあります。

そんな、冬の訪れを楽しむ句が、多く詠まれています。

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