2019年1月6日日曜日

茎ブロッコリー、収穫までの道のり


9月の園芸サークルは『茎ブロッコリーを育てて、みんなで食べよう!』というテーマで10名の皆さまと行いました。参加者のほとんどの方は茎ブロッコリーの栽培をしたことがなく「ちょっと変わったブロッコリーってことね」「楽しみだわ!」と興味を抱かれていました。
 茎ブロッコリーはアブラナ科の仲間です。
ブロッコリー同様に野菜でもありますが、花蕾を食べるため「エディブルフラワー」という表現をすることもあるそうです。

当日は施設裏の駐車場の入口付近と奥の2か所の畑に茎ブロッコリーの小さな苗を1人1つずつ丁寧に植えていきました。
「ちゃんと育つのよ」
 
「大きくなってね!」
 
 
などの温かい愛情いっぱいの言葉をかけられながらブロッコリーの苗は植えられました。

順調に成長していくかと思われた茎ブロッコリーは、無農薬栽培であることもありバッタやアオムシに葉っぱをムシャムシャ食べられたり、台風の強風に煽られ一部のブロッコリーは弱ってしまいました。
しかし、追肥や水やり、害虫取りをこまめに行い、少しずつ回復・成長しました。

主枝の先にできる花蕾が大きくなってきたら皆さまに摘心してもらい、茎ブロッコリーの主に食べる部分となる側枝に栄養が運ばれるようにしました。

12月の園芸サークルの主活動の後に茎ブロッコリーの収穫を行いました。
 
「こんな風になるのね」
「大きく成長して嬉しい」
「どんな味がするのかしら」
と楽しまれながら皆さま収穫を楽しまれていました。

今回収穫された茎ブロッコリーは1215日昼食の『ツナとブロッコリーの和え物』と1223日の行事食メニューの1つ『ブロッコリーのサラダ』として材料の一部に使用してもらい、施設の皆さまにお楽しみいただきました。
自分で育て・収穫した野菜を口にする時の表情は皆さま自信にあふれ、ステキな笑顔を見せてくださいます。
今後も園芸サークルではこのような笑顔を多く引き出せるよう活動を続けていきたいと思います。

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