2020年10月19日月曜日

神無月(10月)俳句サークル

10月俳句サークル作品紹介




夏の夜 目覚め実家を 思い出す

窓の外 残暑の中の サルスベリ

秋風や 木の葉触れ合い セレナーデ

様変わり お盆参りも コロナ禍で

お盆には 祖母参上 形見とす

昼寝して 蝉の声まで いやされて

秋祭り 風に吹かれて 笛太鼓

風爽やか リハビリタイム 散歩道

粒揃い 礼儀正しい 巨峰かな

ぶどうの実 一粒ごとに 陽の光

秋の暮 時を忘れて 本を読み

向日葵の ように育てと 願う母

夕立ちの 去った空に 光る虹

気まぐれな 夏空シャワー 急ぎ足

梅雨明けて 洗濯満開 心晴れ

猛暑 酷暑 炎暑 まだ言い足りぬ夏

※今月は、葡萄の句が2句ありました。
日も暮れるのが早くなり、夜の時間が長くなってきました。
秋の夜長に俳句を詠んでみてはいかがでしょうか。

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