こんにちは(^_^)/
しょうじゅの里大和 リハビリテーション部です。
昨年度の法改正に伴い、省令に
「介護老人保健施設(以下老健施設)は施設サービス計画に基づいて、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことにより、入所者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにすることとともに、その者の居宅における生活への復帰を目指すものでなければならない。」
と定義付けられたことにより、本来の老健施設の役割を担うべく、当施設でもスタッフ一同在宅に向けた取り組みを強化しています。
今回は、その取り組みの中でも特にリハビリテーションスタッフが力を入れている、入所前後訪問指導についてのお話です。
これは、入所前または入所後に利用者様が退所後に生活する居宅を訪問し、居宅の状態や入所前の生活、屋内の動線等を確認・認識し在宅復帰を目的とした施設サービス計画の策定及び診療方針を決定していくものです。
具体的には
・寝室の階数やベッドの有無
・トイレや階段・段差・玄関の上り框などの高さ
・廊下の幅や手すりの状況など
これらを把握し、施設生活やリハビリテーションの中で、家に帰るために、
・何が必要な動作なのか
・何を練習しなければならないのか
を見極め、プログラムに反映させ住環境における課題点を一つ一つ解決しながら在宅復帰の実現に向けた計画を推進していきます。
そして、もちろん全ての利用者様が可能なわけではありませんが、数か月後にお家に戻られデイケア等のサービスも活用しながらご自宅での生活を継続できるところまでを考え支援していきます。
一人でも多くの在宅を望む利用者様が家に帰り、高いQOL(クオリティオブライフ:生活の質)を獲得できることを目指しています。
今後もしょうじゅの里大和のリハビリテーション部は利用者様に寄り添い、在宅復帰を念頭に親しみやすく相談しやすい環境づくりに力を入れ、利用者様の笑顔を見るために日々尽力していきます。
ご面会の際には、お気軽にスタッフルームに声をかけてください(^_^)/
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