2023年4月11日火曜日

施設長 就任あいさつ

 

   この度、令和5年4月1日付けで、栄えある介護老人保健施設「しょうじゅの里大和」の施設長を拝命しました。小生、生まれも育ちも岩手県盛岡市ですが、何故か最近のニューヨークタイムズが、世界で行ってみるべき街50数か所の何と、ロンドンに次ぐ二番目に取り上げておりました。盛岡は、雪と寒さが厳しく、かつてスキー三昧に明け暮れていた頃は、一年中雪があればどんなに楽しいことかと思っていたのですが、そんな気持ちは加齢と共に露と消えてしまいました。

首都圏との縁は、昭和46年に地元の医大を卒業して直ぐにお茶の水の順天堂大学外科教室に入局し、不動産屋でみつけたアメ横近くにある元芸者さんの置き屋に間借りしたのが始まりです。以後は藤沢や伊豆や日光と、観光地巡りと誤解されるように医局からの派遣で関東各地を転々とし、文京区を最後に東京に別れを告げたのです。

12年後に戻った盛岡では、民間の病院に11年間勤務した後、クリニックを開業。28年間、微力ではありましたが地域医療に携わりました。

小生は、クラシックギターと天文を趣味としておりますが、アマチュア天文界で「中野星図」として名高い医師の中野繁先生から、度々頂戴したお手紙の中で後年、都下の老健にお勤めになった事をお聞きしました。加えて神奈川は親友であり、ギターの師でもある故七戸國夫のプロとしての拠点の地でもありました。これら様々な思いと夢がからみ合い、小生は「第三」の青春を求め、この地にやって参りました。老健の業務がいかに多様で多忙であることか。この上は日々努力を重ね職責を果たす所在です。皆様の広く温かい御心でご指導ご鞭撻を賜りますよう御願い申し上げます。


施設長 八木淳一郎

0 件のコメント:

コメントを投稿